冷凍庫に常備しておくと便利な餃子。フライパンで手軽に焼けるため、忙しい日の夕食やお弁当にぴったりです。焼きはもちろん、水餃子やスープでもおいしいですが、揚げ餃子にすることまた多様な美味しさが楽しめます!
ただ、冷凍餃子を揚げるときに「爆発」が起こって油がはね、火傷のリスクが生じることもあります。 今回は、冷凍餃子が油で爆発してしまう原因と、安全に揚げるためのポイントをさらに、揚げ餃子にぴったりなタレのアイデアもお届けします!
冷凍餃子が油で爆発する理由
冷凍餃子を揚げる際の「爆発」や油はねの主な原因は次の2つです。
・餃子の表面に水分が残っていること
・油の温度が高すぎること
この2点を防ぐことで、安全にカリっと揚げ餃子を作ることができます。
1. 餃子の表面に水分が残っていること
冷凍餃子を取り出すと、表面に霜や水滴がつきやすくなっています。この水分が高温の油に入ると、瞬間的に水蒸気が発生し、餃子の皮が進んで油がはねる原因になります。そのため、揚げる前にキッチンペーパーで餃子の表面の水分をしっかりと拭き取ることが重要です。
2.冷凍餃子の解凍
冷凍餃子を揚げる際に「事前に解凍する」「凍ったまま揚げる」どちらがよいかは意見が分かれます。一部のメーカーは凍ったままでの調理を推奨している場合もありますので、購入した商品の調理方法にあったのがベストです。
油の温度が高い場合
冷凍餃子が爆発しやすくなる原因の一つが、油温の過剰な高さです。
通常の揚げ物に適した温度は180~190℃とされていますが、冷凍状態の餃子をこの高温の油に入れると、内部の温度差が大きくなり、かなり表面が加熱されてしまいます。なぜなら、表面の水分が一気に蒸発し、爆発を起こす原因となるのです。
冷凍餃子を揚げる際は、油温を170℃前後に置くことがポイントです。適温でゆっくりと揚げると、外側はカリッと仕上がり、中はジューシーに保たれます。一度にたくさん入れて油温が大幅に下がり、均一に揚げるのが本気になります。 焼き色重視の場合は、ある程度揚がったところで温度を180℃まで上げると、きれいな焼き色がつきます。
冷凍餃子を爆発させずに揚げるためのコツ
冷凍餃子が油で爆発する主な原因は水分と油温の高さですが、さらに安全に揚げるためのポイントがいくつかあります。
1.表面の水分をしっかり拭き取る
餃子の表面に水分が残っていると爆発を起こします。 揚げる前にキッチンペーパーで表面の水分をしっかりと拭きましょう。 特に、ひだや端の部分には水分が残りやすいため、念入りに拭き取ることが大切です。
2.冷凍餃子の解凍方法
解凍方法として、冷蔵庫での自然解凍と電子レンジでの解凍があります。
冷蔵庫解凍:冷蔵庫で一晩かけてゆっくり解決すると、均一に解決できます。
電子レンジ解凍:ラップをかけ、解凍モードで加熱すると柔らかくなりすぎずに程よく解凍されます。
発見後も、表面の水分はキッチンペーパーでしっかり取っておきましょう。
3.羽根なしタイプの冷凍餃子を使う
市販の冷凍餃子には羽根付きと羽根なしのタイプがあります。 揚げ餃子を作る際は、羽根が付かない冷凍餃子を使うのが安全です。
冷凍餃子を安全に揚げるポイント
油温を低くめに調整する
冷凍餃子を揚げる際の理想の油温は170℃前後です。 通常の揚げ物では180~190℃が適温ですが、冷凍餃子の場合はやや低めの温度でゆっくりと揚げることで、外側はカリっとし、中はジューシーな仕上がりになります。
油温が高すぎると、餃子の表面が徐々に熱されて水分が一気に蒸発し、爆発しやすくなります。低温でじっくりと揚げることで、安全に揚げられます。
また、油に一度にたくさんの餃子を入れると、温度が一気に下がり、均一に揚がりにくくなります。少しずつ入れて、油の温度を慎重に揚げるのがベストです。
揚げている最中は触らない
揚げている途中に餃子を頻繁に触ると、皮が浮き上がり、中の水分が油に流れ出て油はねが起きます。 、3~4分ほどじっくり揚げましょう。これにより、表面はカリっとし、中はジューシーな状態が保たれます。
くっついてしまった餃子は無理に剥がさず、揚げ終わってからそっと離すのがコツです。
揚げ餃子におすすめのタレ
揚げ餃子が美味しく揚がったら、タレに工夫してさらに美味しく楽しみましょう。
甘酢ダレ
お酢、砂糖、醤油を合わせた甘酢ダレはさっぱりとした味わいで、揚げ餃子にぴったりです。とろみをつけて、餡として煮からめるのもおすすめです。また、スイートチリソースを少し並べてピリ辛風味が炊きます。
オーロラソース マヨネーズとケチャップ
を混ぜるだけの簡単なオーロラソースは、お子様にも人気の味。マヨネーズとケチャップの配分を調整して、お好みの味に仕上げましょう。
ポン酢
カリッと揚げた餃子には、さっぱりとしたポン酢が相性抜群です。大根おろしを追加するとさらに爽やかさが増して、ごはんやお酒のお供にもぴったりです。
ごまダレ
濃厚なごまダレも揚げ餃子に合うタレの一つです。
まとめ
冷凍餃子を揚げる際の爆発の原因は、主に表面の水分と油温の高さです。以下のポイントを意識することで、トラブルなく美味しく揚げ餃子を作ることができます:
・表面の水分を丁寧に拭き取る
・油温をやや低めの170℃に設定する
・揚げている最中はあまり触らない
また、タレを工夫することで、さらに美味しい揚げ餃子を楽しむことができます。